肩関節9 上腕二頭筋長頭腱炎

今日も日頃柔道整復師が出会う怪我についてお話ししていきたいと思います。

今日は上腕二頭筋の長頭腱炎です。これは結節間溝の中で長頭が摩擦され炎症を起こす疾患です。

年齢を伴う退行性変性と機械的刺激が合わさり起こるものなので、圧倒的に中年以降に多くなります。肩関節周囲炎の一つと考えられていますが、独立した疾患です。


原因は仕事やスポーツをしていて使いすぎで起こります。症状は結節間溝の圧痛や肩関節使用時の痛みがあります。

スピードテストやヤーガソンテストなどから判断することができます。


今日のポイント

上腕二頭筋長頭腱炎は退行性変性と機械的刺激が合わさって起こるので中年以降に多く発生する。

柔整鍼灸ベーシックアカデミー

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